2019 春分の星よみ*
こんにちは!まいです。
昨日は祝日、春分の日でしたね!
春分の日は、太陽が牡羊座に移動する、占星術的にはとても大きな節目の日です。
占星術で使う12の星座は、実は順番が決まっていて、1番初めにくるのが牡羊座で、そこから牡牛座・双子座……と続いて魚座で一巡りです。
太陽はこの12の星座を1年かけて1周します。
つまり、太陽が魚座から牡羊座に入った昨日、というのは、1つのサイクルの終わりでもあり、はじまりでもあるわけです。
宇宙からはスタートのエネルギーが降り注いでいるのですが、今回の春分は物事の完成・成熟のエネルギーを持つ満月と重なっていて、少し面白いエネルギーに満ちています。
そんな、太陽が牡羊座に入った瞬間の星の図、春分図をよんでいきたいと思います。
2019年は具現化の年
完成のエネルギーを持つ満月と春分の日が重なっている、ということは前述した通りですが、さらにこの春分図、地のエネルギーがとても強いです。地のエネルギーとは、豊かさや安定性、物事を現実化すること、などを意味します。
新しい目的に向かっていくことや、何かをスタートさせることを、この具現化するエネルギーがサポートしています。これまでやってみたいと思っていたけれど、なかなか踏み出せなかったことを始めると、それが形になるという年でもあります。
ただし、一つ注意が必要で、今、実現をサポートしている星々というのは、誰かを蹴落とそうとすることや、自分の心に正直でないこと、手段を厭わず成功や成果だけに固執することには、首を縦に振りません。
ですので、心からやってみたいなと思えること、ワクワクできること、自分だけでなく周りの人にも幸せが繋がっていくこと、そういう感覚や想いを持って進んで行くことが大切だと感じます。
広い心を持つことの大切さ
ある意味厳しいとも言える、今回の春分図のエネルギーなのですが、自分の価値観を相手に押し付けてしまうことや、自分の正義感・価値観から外れている人を排除しようとする視野の狭さ、みたいなものも強調されているように思います。
信念をもつことはとても大切なことで、それを貫いて生きるということも素晴らしい事ですが、その考え方に囚われすぎていると、人との違いが受け入れられなくなったり、自分自身もその信念の内側でしか生きられなくなったり……と、不自由な生き方になっていってしまいます。
本当はより良く、より幸せに生きるために持ったはずの信念が、自分を苦しめることになってしまったら……本末転倒ですよね。
自由に、柔軟に、楽しんで生きていくためには、広い視野と心の余裕を持つことが必要です。
自分と違う考え方の人がいてもOK。その人を説得する必要もなければ、自分がその人に合わせる必要もなくて、それぞれが自分の信じた道を精一杯歩めばいいのです。その感覚をしっかり持つことで、人を裁いたり、排除したりする必要がなくなり、自分らしく自由な価値観の中で生きていく基盤ができあがります。
「~べき」ことなんて、何もないのです。
グッと力を込めた拳を開いて。
怖がらなくていいんだよ。
誰もあなたを傷つけることなんてできない。
あなたの心の奥にある優しさを湛えた泉を思い出して。
そこは誰もが赦される場所。
そんな泉を持つあなたは思ったよりもずっと強い。
だからどうか闘わないで。
穏やかな微笑みと柔らかな優しさでこの世界を暖めれば
周りにはたくさんの灯りが灯っていることに気づくはず。
大丈夫。一人じゃないよ。
まい*