引き寄せの法則は怪しい？
こんにちは！まいです。
いろいろなところで耳にするようになって久しい「引き寄せの法則」。
ですが、本当のところはどういうものかご存知ですか？
これほしいな～と思ってたら誰かにもらえた=引き寄せ！
なりたい自分を思い描いてノートに書くこと=引き寄せ！
もし、あなたの「引き寄せの法則」についての理解がこんな感じだったとしたら、それは誤解の一歩手前です。
せっかく人生をよくしたくて「引き寄せの法則」にたどり着いたのに、間違った知識や「引き寄せは怪しい！宗教だ！」というようなことを叫ぶ人たちのサイトに行ってしまうと、
「引き寄せの法則って実は怪しいの？効果のないものなの？」
と思ってしまうのではないか・・・
それだととてももったいない！！！
そう思いまして、「引き寄せの法則」の意味を浅く知った時に起こりがちな誤解を、この記事で解いていきたいと思います。
もくじ
「引き寄せの法則」って一体何なの？
本題に入る前に、まず「引き寄せの法則」という言葉の意味について考えてみたいと思います。
そもそも「引き寄せの法則」は、"Law of Attraction"の日本語訳です。
Law of～は、～の法則という意味ですが、では、Attractionの方はどういう意味なのか、見てみたいと思います。
以下、Attractionの意味です。
Attractionの主な意味
引きつけること、吸引、魅力、人を引きつけるもの、呼び物、アトラクション、引きつける力、魅力のあるもの、牽引(けんいん)、引力
つまり、引き寄せの法則=引力の法則ということになります。
そして、その引力の対象は何か？というと、自分自身の発している‟感情・思考”です。
自分自身の発している‟感情・思考”が、それと同じエッセンスを持つ出来事や人、物を引きつける、それを「引き寄せの法則」と呼ぶのです。
平たく言うと、「自分自身が“今”感じている感情・思考と同じエッセンスのものを引き寄せる法則」という感じになるかと思います。
引き寄せの法則について、詳しく説明している記事はコチラです↓
では、引き寄せの法則とは何か？掴んでいただけたところで、引き寄せの法則についての誤解を一つ一つ解いていきたいと思います～！！！
「引き寄せの法則」へのありがちな誤解
誤解１：「引き寄せの法則」を使う
よく、「引き寄せの法則を使って～」とか、「引き寄せの法則の使い方」なんて言い方をされますが、そもそも「引き寄せの法則」は、使うものではありません！
上で書いたように(リンク先にはもっと詳しく書いてありますが)、【引き寄せの法則=引力の法則】です。
「引き寄せの法則」は、この宇宙上に存在するものすべてに働いている宇宙の法則です。つまり、「引き寄せの法則」のことを知ろうが知るまいが、自然と影響されているものなのです。
それを、「どうせ影響されるなら、自分にとって有効に使おうよ」っていうことで、
「引き寄せの法則」を意図的に利用する=「引き寄せの法則」を使う
という言葉になったのだと思われます。
つまり、「引き寄せの法則」自体は、発動させたりさせなかったりできるものではなく、その法則の性質を理解して、自分の望む方向へ使うことが大切だということです。
誤解２：願った通りのことが起こる
これは、多くの人が言っていることだと思うので、誤解は減っているかな？と思うのですが、
「引き寄せの法則」は願い通りに働くのではなく、思い通りに働きます。
・・・？どう違うの？っていう感じですかね？笑
願い、というのは「今年こそ結婚できますように！」や「年収○○円になりますように！」など、初詣などで手を合わせた時に出てくる類のものです。
これは、基本的にその前に、「まだそうなっていないけど～」というのが入りますよね。
(まだそうなっていないけど)今年こそ結婚できますように！
(まだそうなっていないけど)年収○○円になりますように！
みたいな感じです。
じゃあ、思いって・・・？ということですが、思いというのはその前の(まだそうなっていないけど)の部分のことを指します。
引き寄せの法則は、自分自身が‟今”感じている感情・思考と同じエッセンスのものを引き寄せる法則ですので、この場合で行くと()内のものを引き寄せることになります。
つまり、(まだそうなっていないけど)と同じ思考や感情をずっと持ち続けていると、どれだけ願っても()内が現実化し続けるということになります。
誤解３：ひたすらイメージングをする
ここまで書いてくると、イメージングをすることが必ずしも得策であるわけではない、ということがお分かりかと思います。
そうです。どれだけ一生懸命イメージングしたりビジョンボードを創ったり、はたまたアファメーションを唱えまくってみても、心の底で(まだそうなっていない)、(現実は違う)、と思っていたらやっぱり()内が現実化してしまいます。
つまり、どれだけ一生懸命イメージしても、それが現れる兆しがなく、現実がよくならない・・・それどころか「こんなことをしても何にもならないのではないか・・・？」と、自分のやっていることを疑い始めて、さらに悪い方向へ落ちていく・・・というようなことが起こりかねません。
私が思うに、イメージング=引き寄せの法則 だと思っている人ほど、アンチ引き寄せみたいになりやすいように感じています。
つまり、感情が伴っていないイメージングは、「引き寄せの法則」を有効に使っているとは言い難い、というわけです。
感情を伴ったイメージングをする方法について、以下の記事で詳しく説明しています↓
誤解４：ポジティブ思考が何よりも大事！
もちろん、「引き寄せの法則」を自分の望む方に使うためには、欲しい感情でいることがとても大切です。
・・・が！
ただ、ポジティブ思考でいればいいのかというとそういうわけではありません。
例えば、朝から上司に必要以上に怒鳴られたとします。
ここで、文字通りポジティブ思考を心がけようとすると、とにかく「今日は朝から奥さんに怒られたのかもしれないな」とか、「満員電車で足を踏まれたのかも？」とか、上司がイライラしている理由を見つけて、「しょうがないな、上司も人間だからな。」と思おうとするとか、「私のためを思って言ってくれてることだから、これも感謝だな。」って思おうとする、みたいな感じになるかと思います。
でも、こう思いません？
だからって朝っぱらから怒鳴り散らすのってどうなん？って！！！
だって、奥さんに怒られたとか、足踏まれたとか知ったこっちゃないし、そもそも私のため思って言うにしたって言い方あるやん？って！！！
こういう思いに蓋をして「ラララ～♪私の人生は幸せよ～♪」って言ったって、どこかで必ず無理が来ます。
だって、腹立ってんねんもん！！！！！
つまり、自分の素直な気持ちをごまかして、ポジティブ思考でいることが「引き寄せの法則」ではありません！
それは、エセ引き寄せです！
人間、いろんな感情があって当たり前ですし、それを押し殺すことを推奨するなんて、非人間的な行為だと私は思います。
ちなみに、感情っていうのは何を引き寄せようとしているかを示すナビゲーションシステムだ、ということをこの記事に書いています↓
この記事では、いい気分でいることの重要性を書いていますが、それは、怒りや悲しみを押し殺していい気分でいるということではありませんからね！
そこは、「引き寄せの法則」を知ってまだ日が浅い人には特に知っておいてほしいところです。
まとめ
○引き寄せの法則は知ろうが知るまいが影響される宇宙の法則である。
○願った通りのことではなく、思った通りのことが引き寄せられてくる。
○心から思えないイメージングはしないほうがマシだったりする。
○感情を押し殺したポジティブ思考は挫折の元。
・・・こうして書いてみると「引き寄せの法則」に関して誤解が起こりそうなことは、まだまだあるように感じます。
ただ、これを知っただけだと「じゃあどうしたらいいの？」という声が聞こえて来そうなので、この記事で見えてきた問題点・疑問になりそうな点についての解決策などは、提示していけたらなと思います！
あ、あともう一つ！
「引き寄せの法則」は詐欺ではありません！宗教でもありません！！
「引き寄せの法則」とは、その性質を正しく知り、日々の中でうまく使っていきさえすれば、誰でも幸せを感じながら自分の望む人生を歩んでいけるものです。
せっかく知った、今までとちがう新しい物の見方なので、「騙された」と思ってでもいいので、試してみていただけたらなぁと思います。
まい＊
