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土星と木星のグレートコンジャンクションに寄せて

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太陽・月、共に射手座♐ 幼少期より、家でも舞台でも歌を歌い続ける、しあわせな毎日を過ごす。 しかし2013年以降、順風満帆だった人生に急に荒波が押し寄せてくる。 そんな日々の中でもがき、悩み、出会いと気付きを繰り返し、「幸せに生きるための法則」を見つける。 さらに、ひょんなことから西洋占星術に出逢い、星の世界の扉を開く。 オペラを歌いながら、日々生き方を研究中*
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こんにちは。まいです。

22日午前3時すぎに、水瓶座で木星と土星が重なりました。
この、木星と土星が重なる現象を、グレートコンジャンクションと言います。
これは、20年に一度起こる現象です。
このグレートコンジャンクションについての詳しいことは、それはもうたくさんの先生方が見解や意味を雑誌やメディアで書いていらっしゃるのでそちらを見ていただいて...この記事では私なりに感じたこと、を切り口にして書いてみたいと思います。

そもそもグレートコンジャンクションとは?

ここ数日、「地の時代から風の時代へ」というような言葉を聞くことがあったかもしれません。
先に書いたように、”20年に一度”起こるような現象が、なぜ「時代」という少し仰々しい言葉を使って表現されているのか、というと、このサイクルは大きな200年のサイクル(ひいては800年のサイクル)に繋がっているからです。

この木星と土星の会合が起こる20年のサイクルは、

牡羊座という火のエレメントの星座で起こったなら、20年後に起こるのは同じ火のエレメントである射手座。
その20年後にはまた同じ火のエレメントである獅子座...と言う風に、同じエレメント上で起こります。

ただ、その重なる度数はどんどんずれていくため、あるタイミングで、今度は火の星座の隣の星座である地の星座に会合の舞台が移っていくのです。(12星座は火→地→風→水の順に規則正しく並んでいます。)

この、会合の舞台が移るサイクルが、200年のサイクルなのです。
そして今回のグレートコンジャンクションは、まさにこのサイクルの切り替わりのタイミング。この200年間、地の星座で起こっていたグレートコンジャンクションが、水瓶座という風の星座に”舞台を移した”というわけです。

だから、地の時代から風の時代へ、という言われ方をしていたわけですね^^

ただ、今回のグレートコンジャンクションでパキッと切り替わりがあったわけではありません。
実は一度、1981年に風の星座である天秤座で木星と土星が重なっています。(その次、2000年のグレートコンジャンクションは、地の星座である牡牛座で起こりました。地の星座での最後のグレートコンジャンクションです。)

ですので、この頃から徐々に風のエネルギーは吹き始めていた、ということなのですね。

インターネットや情報・通信は風が司る分野ですが、まさにWindowsなんかは1981年に開始されたプロジェクトが元になっているそうです。
そこから徐々に、そして目覚ましく、パソコンや携帯電話等の通信機器、インターネットが発達していきました。

今では一人一台スマホを持ち、インターネットから情報を得るのは当たり前のことですが、これは大きな時代の流れから見ると、数十年で世の中の景色がガラっと変わった時代、つまり地の時代から風の時代への移行期だったのではないかな、と私は感じます。

今回のグレートコンジャンクション、そして、これからの時代へ感じること

私自身は、今回のグレートコンジャンクションの配置が、時代の移り変わりを表しているということは感じていますが、この12月22日のタイミングそのものが「まさに時代の切り替わりである!!」という感覚はそこまで強くないです。

なぜなら上に書いたように、時代というものは1日にしてガラッと変わるものではない、と思うからです。
むしろ、1980年代頃から少しずつ、地、つまり物質重視の時代の中に、情報や通信の風が吹き始め、どんどんその色が濃くなっていっているというイメージのほうが強いかもしれません。

ただ、2020年の新型コロナウイルスによるパンデミックが、風のエネルギーが主流になる時代への移り変わりに拍車をかけた、というのは強く感じています。

1年前までは、コンサートやイベントにオンラインで参加する機会なんてほとんどの方がなかったでしょうし、今年になって初めてZoomを使ったという方だっていらっしゃるかもしれません。
否が応でも通信環境を整えなければならなくなった、という方だってたくさんいるはずです。

これまでは、確かに主流になってきていたとはいえ、ある意味使いたい人だけが使えばよかった電子機器が、誰しもが使わざるを得なくなってきている、という状況は、まさに風の時代への移り変わりが強く表れているように感じます。

これまで通用していた常識が通じなくなる、新しい常識が生まれていく、そういう時代の切り替わりは、一朝一夕に起こるものではありません。しかし、今回のパンデミックでは、極めて短い期間でガラッと大きな変化が生まれたのではないでしょうか。
そういう意味では、この2020年という年そのものが、地の時代の終焉と、風の時代の始まりが入り混じったインパクトの強い1年なのではないかと思います。
おそらくこの1年をなんとか生き延びたほとんどの人たちは、数年後、数十年後に、この2020年を振り返って「あれは特別な1年だった」と言うことになるのではないでしょうか。

この12月になって「時代の切り替わり」が強く言われてはいますが(木星と土星のコンジャンクションが全く誤差なくぴったり起こるのが12月だから、なのですが。)、この2020年と言う年そのものが、大きな時代の切り替わりの1年であったのではないかと思います。

しかし、この2020年の劇的な変化は、その前の数十年をかけて、インターネットの発達やスマホの普及などがジワジワと広がっていたということが背景にあることを忘れてはいけないような気がします。

つまり、私たちは移り変わる時代の中に生きている、ということ。
ある日突然時代が変わるわけでも、いきなり何かが変わったわけでもなく、これまでもどんどん変わってきていたし、これからもまだまだ変わっていく、ということなのではないかなあ、と思います。

そして、こう言ってしまっては元も子もないかもしれませんが、時代はいつだって移り変わっていくのです。
星は常にめぐり、様々な配置を作っていきます。

だから、いろいろなところで、新しい時代がはじまる、だとか、旧い考えはもう通用しなくなる、だとか、様々なことが言われていますが、何かを怖がる必要も、無理やり生き方や考え方を大きく変える必要もないのではないか、と私個人的には、そう思います。

それよりも、

日々刻刻と移り変わるこの世界を受け入れながら、どう自分らしく、楽しく、笑顔で生きていくか。
どうやって、周りの人たちと、幸せや笑顔を分かち合うか。

それさえ考えて生きていれば、自ずと明るい方へ導かれていくのではないかなあ、と感じます。

……とまあ、長くなりましたが、私の思う今回の土星と木星のグレートコンジャンクションは、こんな感じです^^

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さて、ここからは私自身の話になります。

今年は6月頃から半年間、アウトプットを一切せず、インプットばかりをしていました。

新月満月の星よみ記事を書くことも、一時的にお休みさせていただいておりました。
これは、もう単純に、私の個人的な気持ちの上でのことです。
何の前触れもなく、一切の更新を止めてしまったこと、申し訳ありませんでした。

それでも連絡をくださった方や、リピートでセッションを申し込んでくださった方がいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
この2020年は鏡リュウジ先生の元で勉強をし、今もまた別の切り口から占星術を学んでいます。
2021年は、皆様に新しくパワーアップしたミチシルベのセッションをお届けできるよう、さらに準備と学びを進めていきたいと思っています。
(もちろん、セッション自体はお問い合わせをいただければ、いつでも対応させていただきますので、こちらからお気軽にご連絡ください^^)

今年1年、私に出逢ってくださった皆様、関わってくださった皆様、そして、このサイトに来てくださった皆様、本当に本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

それでは皆様、素敵なクリスマス、そして良いお正月をお迎えください^^♡

2020年12月 ミチシルベ まい*

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太陽・月、共に射手座♐ 幼少期より、家でも舞台でも歌を歌い続ける、しあわせな毎日を過ごす。 しかし2013年以降、順風満帆だった人生に急に荒波が押し寄せてくる。 そんな日々の中でもがき、悩み、出会いと気付きを繰り返し、「幸せに生きるための法則」を見つける。 さらに、ひょんなことから西洋占星術に出逢い、星の世界の扉を開く。 オペラを歌いながら、日々生き方を研究中*
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