感情のナビゲーションシステムと内なる存在
こんにちは!まいです。
今回も「引き寄せの法則」についてのお話です!
前回の記事では、そもそも「引き寄せの法則」ってなに?というところについてお話しました。
>>前回の記事:「引き寄せの法則」とは
今回は、「引き寄せの法則」の仕組みについてさらに詳しく解説してみたいと思います。
もくじ
前回の復習
では、まず前回の復習から入りたいと思います!
詳しくは上にリンクを貼ったのでそちらを読んでもらうとして、要点だけお伝えすると・・・
①「引き寄せの法則」とは、この宇宙に存在する人みんなが影響を受ける強力な法則である。
②「引き寄せの法則」とは、「それ自身に似たものを引き寄せる」という法則である。
③「それ自身」とは何かというと、人が ‟思考” することで起こる ‟波動” のことである。
・・・ついてこれていますか??
「…???」という方は上の記事から読んでみてくださいね~!
①と②に関しては、結構しっかり書けたかな~?と思うのですが、③については最後にサラッと書いただけなので、③の ‟思考” と‟波動” の関係についての説明から始めたいと思います!
思考の重要性
思考は磁石
引き寄せの法則が働くのは、“今” という瞬間においてです。
つまり過去の何かを思い出していても、未来について想像していても、また今何かを見ていたとしても・・・。考えていること自体は過去や未来のことでも、それについて考えているのは “今” です。
“今” の瞬間に自分が考えていることが、“今” 自分が出している波動の質を決める ということになります。
そして、その波動に “今” 引き寄せの法則が働き、自分の元にその波動と同じような経験・人が引き寄せられてくる、ということです。
つまり、思考は磁石のようなもので、考えたものと同じ波動を持つものが自分のところへやってきます。
関心を向ける
「宇宙に否定語は通じない」みたいなことを聞いたりしますが、引き寄せの法則にも「ノー」は通じません。
例えば、欲しいものを見て「あれいいな、欲しいなあ!」と考えると、それを経験に引き寄せ始めます。けれども、別のものを見て「あんなものはいらない!」と考えても、それを経験に引き寄せ始めることになります。
何故なら、何かを見て・考える、つまり何かに「関心を向ける」ことで、それを自分の経験に取り込むことになるからです。
今の例で、“引き寄せ始める”と書きましたが、この世界では思ったことが一瞬で現実になるわけではありません。
占星術的に言うと、土星の内側は三次元であり、そこは時間・空間に縛られているから、ということになります。また、エイブラハムは “時間という緩衝帯”がある、という風に言っています。
つまり、①関心を向ける→②波動を出す→③「引き寄せの法則」が働き出す→④経験として現れる
この③の段階で、「まずい!欲しいのと違うことを考えてる!」ということに気づき、関心を向け直すことができれば、望まないものを経験することを避けられ、結果的に自分が望む経験が得られるということになります。(ある一定期間、自分の関心を “対象” にしっかり向けることで、引き寄せの法則が働き出します。)
感情のナビゲーションシステム
内なる存在とは?
私たちの中には、今物を考えている(思考している)部分とは別に、もっともっと広い目線で物事を見ているもうひとりの自分がいます。
・・・と書くと、「???」となるかな?笑
日本風に言うと「魂」、今よく聞く言葉としては「ハイヤーセルフ」とも言える存在だと思ってもらえるとわかりやすいかなあと思います。
エイブラハムの書籍では「内なる存在」と言われているものです。
この「内なる存在」、「魂」は私たちの一部であり、別の次元である「源(ソース)」「大いなる力」の中に存在しています。
ここらへんは、なんせ見えない世界の話だし、実感として湧きづらいかもしれないのですが、エイブラハムの本を理解する上では外せない部分なので、もう少し詳しく書きます。
けれど、ここからはあくまでも私が自分の感覚を元に理解した概念であり、絶対的なものではないので、一つの理解のサンプルとしてごらんくださいね。
まず、この世界に来る前の私たちのイメージ。
「地球に行きたい!」と決意し、地球に焦点を当てる。
焦点を当てることで自分をこの地球に存在させる。
そして、生まれてからもずっと、源(ソース)にいる自分は自分に焦点を当て続ける。
・・・というようなイメージです。
つまり、私たち一人一人は源(ソース)の一部を心に携えて生活しているわけです。これが、魂やハイヤーセルフ、内なる存在と言われるものです。
内なる存在のものの見方
“今”自分が考えていることに対応する波動が“今”出ている、ということは、上の「思考は磁石」のところで書きましたが、それとは別に内なる存在・魂も別の波動を出しています。
どんな波動かというと、「すべてを許容する波動」です。
例えば自分が仕事で何か失敗してしまったとして。
「ああ、もうダメだ・・・」「なんて私はバカなんだろう・・・」
と思ったとします。それって、そう思えば思うほど“嫌な気持ち”になりますよね?
でも例えばそこで、信頼している上司や友だちから
「まあ、こういうことも経験の内だよ。」
「大丈夫、あなたならこれも乗り越えられるよ。きっとうまくいくよ。」
って言われると、少しホッとしたような安心感を感じませんか?
その安心感が、自分の内なる存在、魂のあなたに対する見方と共鳴した合図です。
内なる存在は、決してあなたのことを否定しません。それどころか、他人のことも否定しません。
“すべてをありのままに愛する”。それが内なる存在の姿勢なのです。
内なる存在とあなたとの関係=感情のナビゲーションシステム
上の話から考えると、人間は無意識に二つの波動を出している、ということになります。
上の例で言うと、
意識できる自分:「ああ、もうダメだ。」「なんて私はバカなんだろう・・・」
内なる自分:「大丈夫。乗り越えられるよ。すべてはうまくいっているからね。」
と、こういう二つの波動を出していることになります。
このふたつの波動の落差が大きければ大きいほど、“いやな気持ち” になります。
言い換えると、意識できる自分と内なる自分の波動の落差を示す指標が “感情” ということになります。
つまり、感情のナビゲーションシステム、ということですね。
感情のナビゲーションシステムの意義
そもそも、なぜ感情のナビゲーションシステムが必要なのでしょうか?
それは、内なる存在は、常に あなたにとってためになる見方 をしているからです。
ためになる見方、というのは、あなたのことを全肯定し、すべてを許容する見方です。
それがどうためになるか、というと、内なる存在は、あなたが実は源(ソース)のエネルギーの一部であり、それ故に望みが叶わないなんてことはあり得ないということを知っているからです。この世界を創った源(ソース)の一部なので、できないことは何もないのです。
つまり、自分自身がこの“内なる存在”の物の見方に同調し、波動を合わせていくことができれば、自分の望みが叶う方向へ自分の意識・波動を変えていくことができるのです!(この世界では、今のあなたが現実を自由に選択できるため、内なる存在の波動よりもあなたの波動が大きく反映しています。)
エイブラハムはこの自分の発している意識の部分を「引き寄せの作用点」と呼んでいます。
感情に注意を向ける
ここまで感情のナビゲーションシステムについて長々と書いてきましたが、平たく言うと、
自分が何かを考える
↓
どんな感情を感じているかに注意する
↓
○明るい気分なら“今”「望むもの」を創造している。(引き寄せている)
○暗い気分なら“今”「望まないもの」を創造している。(引き寄せている)
ということになります。
望む場所へ行くためのナビゲーションをしてくれるのが “感情” というわけです。
だからみんな「いい気分が大事」「ポジティブに」という風に言っていたわけです!!
人間は一日の間に数えきれないほどの思考をします。
それを一つ一つ検証していくなんて到底無理ですが、ここで、このナビゲーションシステムを使えば、ラクに軌道修正することができます。
ときおり、「自分がいまどう感じているか?」立ち止まって聞いてみてあげてください。
そうすれば、だんだん自分がどういう質のものを創造しているのかがわかってきますし、引き寄せる前に、嫌な思考(自分にとって望まない思考)を発見できます。
いい気分で、前向きな思考でいることが増えれば、源(ソース)のエネルギーとも繋がりやすくなり、たくさんのインスピレーションが降りてくるようにもなります。
まとめ
○思考は磁石のようなもの。“今” 考えていることが “今”のあなたの波動を決める。
○宇宙にはYESもNOもない。関心を向けるか向けないか、ただそれだけ。
○「内なる存在」とは、あなたの中に宿る源(ソース)の一部。
○「内なる存在」と「意識できるあなた」はそれぞれに違う波動を出しており、その落差が“感情”となって自分にフィードバックされる。→これが感情のナビゲーションシステム。
○「内なる存在」はあなたのことを全肯定している。
○「内なる存在」の見方に同調することで、望む現実を創り出すことができる。
今回も長い記事になってしまいました!
目に見えない概念が重要なところを占めているため、わかりにくいところもあるかと思いますが、ざっとこんな感じです。
何かわからないことなどあれば、コメントなどお気軽にどうぞ ^^)
まい*