蠍座新月の星よみ*本当に大切なものは何ですか?
2019年10月28日 12:40
蠍座で新月を迎えました●
—————-☆——★———
感情論だけではどうにもできない、現実の高い壁にぶつかる。
そして、それを今後の目標に据えて長期的に取り組んでいく……。
そんなエネルギーの場所で今回の新月は起こりました。
もしこれまで、ノリと勢いだけで突き進めてきたことがあったとしたら、そこに今の自分の力では動かせない何かを見つけることになるかもしれません。
今の自分では力不足だけれども、これから自分が越えていくべき目標や課題がハッキリと見えてくる、というような感じです。
さらに今回の新月では、蠍座にある月・太陽に対して、真向いにある天王星が鋭く変革のエネルギーを与えています。
これがどういうことかといいますと。
月は自分自身の心、太陽は自分の人生の目的を表す天体で、どちらも個人のアイデンティティを司ります。
そこに天王星が変革のエネルギーを与える。
ということは、心境が大きく変化したり、これまで信じてきた人生観に対して急な方向転換が起こったり、と自分の内側で、派手なことが起こりやすくなります。
その上に天王星がいる場所も、割と衝撃の強い場所なので、自分の中で大きな気づきが起こったり、これまでの思い込みが外れて急に視界が開けた、みたいなことも起こってくるかもしれません。
しかしこれは、「解放された~自由だ~♪」というようなあっけらかんとしたイメージではなく、視界が開けたことによって、これまで信じていた価値観やアプローチが間違っていたことに気づいたり、思ったよりも大きな課題がそこに横たわっていたことに気づいたりするなど、インパクトの強い気づきが起きるイメージです。
あなたが今守ろうとしているものはなんですか?
過去、プライド、安全、安定、誰かとの絆……
もし今、何かを必死で守ろうとしているのなら、
それをなぜ守ろうとしているのか?
それと引き換えにあなたが捨てようとしているものはなんなのか?
心に問うてみてほしいのです。
今この瞬間?可能性?夢?自由?喜び……?
あなたが守ろうとしているちっぽけなものは、
あなたが捨てようとしているものよりも大切ですか?
手の中にあるものを失うのは誰でも怖いこと。
でも、守りに入ることで失ってしまうものがある。
頑なに守ることで消えてしまうものもある。
だからどうか一度自分の心に聞いてみて。
「私にとって本当に大切なものはなんだろう?」
その答えがわかったら、やるべきことが見えてくる。
貫きたい本当の想いが見えてくる。
自分の心に蓋をして、見ないフリはしなくていい。
見えてしまったものを怖がらなくていい。
自分の中にある心の叫びを聴いて。
一度っきりの人生。
誰に遠慮もしなくていい。
必死で握りしめていたものたちを
おそるおそる手放したなら、
身一つで歩き出そう。
心の奥底で本当はずっと願っていた
喜び溢れる世界に向かって。
まい*