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ソーラーリターンチャート(太陽回帰図)とは*読み方解説

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太陽・月、共に射手座♐ 幼少期より、家でも舞台でも歌を歌い続ける、しあわせな毎日を過ごす。 しかし2013年以降、順風満帆だった人生に急に荒波が押し寄せてくる。 そんな日々の中でもがき、悩み、出会いと気付きを繰り返し、「幸せに生きるための法則」を見つける。 さらに、ひょんなことから西洋占星術に出逢い、星の世界の扉を開く。 オペラを歌いながら、日々生き方を研究中*
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こんにちは、まいです*

占星術にはまり、色々調べ始めると良く聞くようになる言葉、それが「ソーラーリターン」。

そもそもソーラーリターンって何なんだろう?ということや、基本的にどういうところに着目して読んでいくのか、などなど、ソーラーリターンチャートについて書いてみたいと思います^^

ソーラーリターンとは?

まず、ソーラーリターンは日本語で太陽回帰といいます。

太陽は、公転周期が約1年。
2-3日程ずれが生じますが、太陽は大体毎年同じ時期に、同じサインの同じ場所を通ります。
たとえば私は12月17日生まれ、太陽が射手座24°47'なのですが、毎年12月16-18日のどこかで、太陽は射手座の24°47'を通っていきます。
(2021年は12月16日に射手座24°47'を通りました^^)

太陽が射手座の24°47'に到達した瞬間のチャートには(例の場合であれば、2021年12月16日22:31:57の星の配置)、そこから1年間が象徴されている(どういう雰囲気の1年で、どういうことに目が向きやすいか、どういう心持ちの1年なのか等)という、占星術愛好家の好奇心をなんともくすぐる手法なわけです!
(太陽以外の公転周期はバラバラなので、2021年12月16日のチャートを出すと、月の位置や木星、土星の位置は、当然出生図とは異なります。それ故に出生図はこうだけれども、今年はこんなことに意識が向くみたいだぞ!みたいなことが見えてくるわけです^^)

ソーラーリターン図の有効期間について

一般的に良く言われているのがソーラーリターンを迎えてから次のソーラーリターンまで+前後3か月くらいという期間です。
これは私の個人的な感覚なのですが、時代の変わり目や、自分自身の成長過程など、何かの節目・変わり目って、ある日突然いきなりパキッと変わるというより、それまでの自分と変わりゆく自分を行きつ戻りつしながらどんどん新しい自分にシフトしていく、というようなことが多いように感じます。
・・・というわけで、私も大体3か月前くらいから、それまでのソーラーリターン図とこれからのソーラーリターン図の影響が混じり始める、というようなイメージで考えています。

ちなみに、無料でソーラーリターンチャートを作成する方法についてはこちらをご覧ください↓↓

Astrodienst(www.astro.com)でソーラーリターン図を出す方法*

ソーラーリターンチャートの着目ポイント

①天体の偏り

天体の分布

→まず、ざっとホロスコープ全体を見渡します。
上にかたまっているか、下にかたまっているか…
はたまた、右に多いか左に多いか……

それによって1年間、自分がどういう場所に意識が向くかがわかります。

・Asc-Des軸より上(南半球)に固まっている場合
→社会との関わりに意識が向く1年

・Asc-Des軸より下(北半球)に固まっている場合
→プライベートや趣味、自分の内側に意識が向く1年

・MC-IC軸より左(東側)に固まっている場合
→自分主体、主導権を握っていく1年

・MC-IC軸より右(西側)に固まっている場合
→人と関わる、人間関係がキーになる1年

エレメントとクオリティの偏り

→天体がそれぞれどんな要素をもつサインに入っているかによって、その年の色合いやテーマが漠然と見えてきます。

エレメントとクオリティについての記事はこちらから
【Coming Soon!】

②Asc(アセンダント)

→その1年間の姿勢や振舞い方などがわかります。

また、Ascのルーラーがどのサインのどのハウスに入っているかを見ることによってその1年自分がどういう場所で活動することになるか、などを読み解くことが出来ます。

(ルーラーについては下記記事をご覧ください*
【Coming Soon!】

③太陽

→太陽のサインは変わらないので、ハウスを見ます。
ハウスからは、そこから1年のテーマが見えてきます。
また、太陽と他の天体との間にどのようなアスペクトがあるか、もその1年の色合いがわかる重要なポイントです◎

④月

→月はそのサイン(星座)から、1年間をどのような心持ちで過ごすことになるかがわかります。
また、その1年、自分にとってどういうことに触れているとリラックスできるか、どういう環境が最も寛げるか、なども見えてきます。

月に対する他天体のアスペクトも見ておくことで、その一年間、自分の心持ちが気楽な雰囲気なのか、はたまたシリアスな雰囲気なのか、などがみえてきます。

⑤アングル上の天体

→アングル(Asc,Dsc,MC,IC)上になんらかの天体がコンジャンクション(合:0°)している場合。
合になっているアングルの象徴するものに対してその天体の色合いが濃く出てきます。
(例:ICに天王星が合→家庭環境が変わる・自分のベースになっている場所が何かしらガラッと変化するなど)

⑥目立つアスペクトがあるかどうか

→たとえば、グランドトラインやグランドクロスといった、パッと目を引くアスペクトがある場合、そのアスペクトも重要です。
もともとネイタルチャートにアスペクトの殆どない私は、ここをワクワクしながら確認します笑

(アスペクトの説明については下記記事をご覧ください*
【Coming Soon!】

他にもいろいろ…♡

→上記に紹介したものは代表的なソーラーリターンの注目ポイントですが、これ以外にも、ステリウムやシングルトン、ハウスコネクション、クオリティやエレメントの偏りなど、様々な要素を掛け合わせてみていくことでどこまでも深く読んでいくことができます……!(…が有効期間1年のチャートなのであまり深読みするよりもサクッと印象を掴むという感覚の方が読みやすいのではないか、とも思います^^)

一応、上記に出てきた言葉の意味も少し載せておきます↓↓

ステリウム

一つのハウスに天体が3-4以上集まっている状態

シングルトン

ある天体だけ、他の天体とは違う色合いを持つこと(サインの性質や配置など、さまざまな理由でシングルトンになり得ます)

ハウスコネクション

あるハウスのルーラーが、どのハウスに入っているかを見ることで、ハウス同士の意味合いが結びつくというような考え方。

ざっくりとした解説ではありましたが、このあたりに注目してチャートを見ることで、少しその1年の色合いがみえてくるのではないでしょうか!
ソーラーリターンチャートを読むことのメリットとして、自分の1年の運勢を知るという事以外にも、出生図だけでは体験できない、いろいろなサインやアスペクトの感覚を体感できることにあるかもしれません。
もちろんネイタルチャートが、自分の感覚・感性のベースであり、それ自体は生涯変わることはありませんが、そこにソーラーリターンチャートの色合いがプラスされることによって、「あ~アスペクトってこういう感覚なのか~」「なるほど、月がこのサインだとこういう感覚になりえるのね」などなど、少し感覚を掴めるかもしれません。

是非、ソーラーリターン図、活用してみてくださいね☆

下記の検証記事もよければ参考にしてみてください*

【検証】自分のソーラーリターンチャートを読んでみた(2020-2021)
【検証】自分のソーラーリターンチャートを読んでみた(2022-2023)

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